人手不足に助成金を活用しよう！ ～多様な人材の確保を考える～

２０２４年２月２１日（水）に、「テクノプラザかつしか」に於いて、葛飾区産業経済課が主催する葛飾区労働関連講習会のセミナーを行ってまいりました。
参加された方との距離も近く、お話を伺いながら、和やかにセミナーを行うことができました。

コロナ禍からの経済活動の本格化で、人手不足が深刻さを増しており、葛飾区が発表する「中小企業景況」をみても、ほとんどの業種で「経営上の課題」の一つとして「人手不足」をあげ、「重点経営施策」に「人材を確保する」ことをあげています。

そのような中で、働く時間に制限をうけたり、働くうえで配慮が必要な、育児中の方、障がいある方の採用に目を向け、助成金や公的機関の支援制度を利用して、社内の人事制度や労働条件の見直しなどを行い、採用、定着を図っていこう、とお話いたしました。

本セミナーを実施するにあたり、ミヨシ油脂株式会社様、葛飾区障害者就労支援センター様に、どのように障がい者の雇用を進められたか、障がい者雇用にあたっての公的機関の利用などについて教えていただきました。ご協力いただき誠にありがとうございました。
ミヨシ油脂株式会社様では、ダイバーシティを推進されており、障がい者の法定雇用率を上回る雇用率を実現され、ハローワークや東京障害者職業センターなど公的機関の支援を受けながら工夫をし、障がいある方を、事業を進めるうえでの戦力として採用・定着を図っていらっしゃいました。

仕事と育児・介護の両立支援などは令和６年度以降も拡充されていく予定となっており、また、障がい者の法定雇用率も令和６年４月から、２.５％、令和８年４月からは２.７％に引き上げられることが決定されております。

障がい者雇用、両立支援制度の導入の相談は、葛飾区の社会保険労務士高橋直樹事務所まで

両立支援制度の導入、障がい者の採用・定着を図るための人事制度・労働条件の導入、助成金の活用など、どのように進めたらよいかなどございましたら、葛飾区の京成高砂駅近くの「社会保険労務士高橋直樹事務所」まで、お気軽にご相談ください。