代表者挨拶

ご挨拶

社会保険労務士高橋直樹事務所
代表　高橋直樹

開業の想い

わたしが年金相談を受けた中で、ご自身（ご家族の方）の状況を、「障害である」と認めたくなく、障害年金の請求を前向きになれないという方も少なからずいらっしゃいました。
そのような方には、その病気やケガ、日々の生活、経済的なこと、仕事のこと、また、これからの人生に多くの不安を抱えていらっしゃることと思います。
障害年金は請求し認められると2ヶ月に1回、定期的に年金が振り込まれ、経済的な不安が少しでも軽くなり、治療に専念できますよ（場合によっては、これからの人生や社会復帰を考えられるようになりますよ）」とお伝えしてきました。

就職したばかりの20代前半の頃、お子様の障害年金請求のご相談でお父様が来訪されました。
お子様は事故により障害を負い、ご相談にいらっしゃったのですが、国民年金を納付しておらず障害年金を受給することができませんでした。
障害を負ったお子様の将来を案じ、年金事務所の窓口で「自分が生きているうちはいいが、自分が亡くなった後どうすればいいのか」と泣きだしてしまったのです。男の大人の人が泣くところを見たことがなかったので、今でも覚えています。
それから、「年金の役割って何だろう？」と真剣に考えるようになり、また、そのようなことが無いようにしなくてはいけない、と心がけて年金の仕事を行ってまいりました。

年金の大切さを実感した忘れられないことがあります。
年金を25年（300月）以上かけていないと年金が貰えませんでしたが、10年（120月）かけていれば貰えるように平成29年8月に年金制度の改正が行われました。
10年かけていれば貰えるようにはなりましたが、年金はかけている月数に応じて年金額が決まるため、年間で20万円の年金という方も少なからずいらっしゃいました。
年間20万円の年金では、生活することもできないし、生活が楽になるということも難しいのではと感じていました。 ある女性のお客様で、年間20万円ぐらいの年金が新たに決定することになった方がいらっしゃいました。
自分は年金がなかったので、高齢になった今でもビルの清掃等の仕事をして生活をしている。友達は孫に小遣いあげたり、プレゼントを贈ったりしているけど、自分はお金の余裕がまったくないから、孫にお小遣いをあげることも、プレゼントを贈ることもできず、友達が羨ましくてしょうがなかった。
これからは、この年間20万円の年金で小遣いをあげたり、プレゼントを贈ったりできるようになると涙を流して喜んでいただけたのです。
年金の仕事に誇りを持てなくなるようなことも多かったですが、この時は、年金の仕事をしていて良かったと感じました。
年金がもらえなくなるとか、ネガティブな話が多いですが、社会保険労務士の仕事を通じ、このようなことを伝えていければと思っています。

お客様とのお約束

1. お客様のお話を聞き、お客様の立場になって考え行動します。
   「お客様が本当に必要としていることは何なのか」を考え、お客様にとって真の利益になるご提案をいたします。
2. わかりにくい法律を分かりやすく説明します。
   専門用語だけのわかりにくい言葉ではなく、分かり易い言葉で説明をします。法律どおりの形式ばったアドバイスはせず、どんなことでも気軽に質問できる事務所でありたいと思っています。
3. 迅速・的確な対応を心がけます。
   お客様の不安を解決するため、またお客様のニーズに的確に答えられるよう、迅速に対応します。そのために、日々の研鑽を怠りません。

代表プロフィール

代表者名	高橋直樹
出身地	東京都武蔵村山市
出身校	平成6年　 東京都立北多摩高等学校　卒業 平成11年　専修大学法学部　卒業
経歴	平成11年～令和5年　日本年金機構（社会保険庁）勤務 平成20年　社会保険労務士試験合格 令和5年　社会保険労務士高橋直樹事務所　開設
保有資格	社会保険労務士
登録番号	13230181
所属団体	東京社会保険労務士会葛飾支部
趣味	ランニング　ラグビー観戦　読書